教養

英語を流暢に話すための仕組みとは?正しい発音を身に付けると、英語力の底上げになる!【子音編】

前回の『母音の分類』に続いて、今回は『子音編』になります。

母音に比べ、調音方法や調音点が多いですが、しっかりと身につければ、英語力の底上げになりますので、勉強していきましょう。

【要約】

  1. 調音の際に声帯が振動するかどうか
  2. 調音の際に声道内のどこで空気の流れを妨げるか
  3. 唇調音の際に声道内でどのように空気の流れを妨げるか

有声音か無声音か

英語の子音を習得するためには「有声音」と「無声音」を理解することが重要です。

日本語には「無声音」は存在しない音声ですので、正しく理論を理解していきましょう。

有声音

有声音は、声帯が振動する音です。

喉に手を当てた状態で「あーいーうーえーおー」と声を出してみると、声帯が振動しているのがわかります。

無声音

無声音の出し方は「呼吸」に近いと言われており、喉に手を当てながら深呼吸するつもりで「はー」と息を出してみると、声帯が振動していないことが確認できます。

実際に音を出さずに、空気だけを出し入れするのが無声音です。

調音点

発音に際して、音声通路に閉鎖や狭めがつくられる箇所で英語では、[k]の調音における軟口蓋、[s]の調音における歯茎などが調音点です。

両唇音(りょうしんおん・bilabial)

上下両方の唇を使って調音される子音です。

唇歯音(しんしおん・labio-dental)

下唇と上歯とを接触ないし接近させることによって調音される子音です。

歯間音(しかんおん・interdental)

上と下の前歯の間に舌の先端を置くことによって調音される子音です。

歯茎音(はぐきおん・alveolar)

上の歯茎に舌端または舌尖を接触または接近させて調音する子音です。

歯茎硬口蓋音(はぐきこうこうがいおん・alveopalatal/palatoalveolar)

歯茎から硬口蓋にかけての広い範囲で舌を接近ないし密着させることにより調音される子音です。

硬口蓋音(こうこうがいおん・palatal)

前舌面または中舌面を硬口蓋に密着ないし接近させ気流を妨げることによって作られる子音です。

軟口蓋音(なんこうがいおん・velar)

後舌面を軟口蓋に接触ないし接近させ、気流を妨げることによって調音される子音です。

声門音(せいもんおん・glottal)

声帯と声帯の間で閉鎖や隙間を作って調音される子音です。

調音法

母音や子音の調音は、喉頭以上の調音器官の形や動きによって発声器官内の空気の流れを阻害(妨害)したり、発声器官内で発生する音声の共鳴の仕方を変化させたり、新たな音を発生あるいは追加したりすることで、実現が可能です。


調音方法の多くは多数の調音部位に共通して適用されるが、すべての調音方法がすべての調音部位に適用されるわけではありません。

各調音方法の日本語の名称は、「方法名+音」で表され、その方法によって生成される音声の総称名と同じであることが多く、調音法あるいは調音様式ともいいます。

破裂音/閉鎖音(はれつおん/へいさおんstop)

鼻腔と口腔の双方の通気を同時に完全閉鎖するように、喉頭部または声門を閉鎖するか、あるいは口蓋帆を上げて鼻腔内を通る声道を閉鎖した上、口腔内の上下の調音器官を密着させて口腔内の声道も閉鎖することによって、閉鎖位置までの気圧を高め、その閉鎖を開放することによって発生する音です。

摩擦音(まさつおん・fricative)

調音方法による子音の分類の一種です。

調音する際、声道内に狭い隙間をつくり、空気がその狭めを通るときに噪音を発する。調音点の隙間がこれよりも狭いと破裂音になり、これよりも広いと接近音になります。

摩擦音は破裂音と異なり、それだけを持続して発することができます。

破擦音(はさつおん・affricate)

破裂音と同様の閉鎖を作るが、閉鎖を開放するときに摩擦音が発生する子音のことである。

鼻音(びおん・nasal)

子音の一種であって、口からの通気を完全に閉鎖し、鼻の通気だけを開放して出す音です。

しかし、口と鼻の両方の通気を同時に可能にする音(鼻音化した口(腔)音、母音も子音もある)は除きます。

鼻音は、口(腔)音と対立する調音です。

流音(りゅうおん・liquid)

側面音、ふるえ音、はじき音などの内、ラテン文字で l や r で表される子音を総称して言われます。

国際音声記号で扱われる術語ではないが、伝統的によく使われます。

多くは持続音であり、広義では鼻音も含まれることがあります。

わたり音(glide)

接近音の一種で、接近音の構えからすぐに別の母音に移行していくとき、最初に瞬間的に発音される接近音の部分を子音と認識していう用語です。

持続する部分がなく、常に動く音であることからわたり音(英: glide)とも呼ばれる。


【まとめ】

  1. 調音の際に声帯が振動するかどうか
  2. 調音の際に声道内のどこで空気の流れを妨げるか
  3. 唇調音の際に声道内でどのように空気の流れを妨げるか

子音の分類だけでも、これだけの数がありますが、母音と合わせて一つずつ理解していく事で、英語力の底上げになります。

根気よくコツコツ続けていきましょう。

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